石油ストーブって学校とか田舎のおばあちゃんちに置いてあるイメージが強いんですけど、最近使ってる人多いみたいですね。
今はオシャレなやつも多いからインテリア感覚で使ってる人も多いみたいやな。
レトロでかわいいデザインいっぱいありますもんね。
ほな、特徴とかいろいろ紹介していきましょか!
石油ストーブってどんなの?
石油ストーブとは、燃料の灯油を利用して室内の空気を暖める暖房器具です。本体に灯油を給油して使用します。
燃焼時に水分を放出するため、乾燥しにくいのが特徴です。エアコンやファンヒーターの風が苦手な方にはおすすめです。
ただでさえ冬は乾燥してんのに、さらにエアコンの風でパリパリ・カピカピは嫌やってん!
冬場は何かしらを塗りまくってはりますもんねw
石油ストーブと石油ファンヒーターの違い
・石油ストーブは電気を使わず燃料の灯油だけで暖をとることができます。
・石油ファンヒーターは電気の力で熱をファンで送りだして室内をあたためます。
燃料に灯油を使う点では両方とも共通してますが、あたため方に違いがあります。
石油ストーブの種類
石油ストーブには対流式と反射式の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
熱した空気を上昇させて対流を起こし、部屋全体をあたためます。
360℃あたためることができるので、お部屋の真ん中に置くのがおすすめ。
燃焼部の奥に反射板があり、反射板から跳ね返った熱でストーブの前方向をあたためることができます。
壁際に設置したい方におすすめ。
そしたら、うちのは対流式になるんですね?
せやで!部屋全体がぬくいやろ!?
「ぬくいやろ」て…ww あたたかいやろって言ってもらわなわかりませんて…
石油ストーブの選び方
部屋の広さを確かめよう
ストーブを購入する際は、設置場所の広さに合ったモデルを選ぶ必要があります。
リビングダイニングなど10畳以上の広い部屋には、対流式が適しています。
一方、6~9畳の部屋には壁際に置ける反射式のストーブがおすすめ。
建物の建材を確かめよう
建物が鉄筋コンクリートか木造なのかによってもあたたまり方が違います。
保温性の高い鉄筋コンクリートだと気密性が高いので熱が逃げにくいですが、木造住宅だと熱が逃げやすくなることも。
設置する部屋より2~3畳ほど広めのタイプを選んだ方がいいと思います。
タンクの容量を確かめよう
タンクの容量が多いと給油の回数が減らせるのと、一度で長時間使用することができます。
ただ、ストーブ自体も大きいものになるので、設置場所のスペースが限られているのであれば邪魔になるため、ご家庭に合うサイズを考える必要があります。
石油ストーブの注意点!
石油ストーブを安全に使用するために、知っておくべき注意点がいくつかあります。
注意点を知ったうえで購入するようにしてくださいね。
定期的に換気をする
締めきった部屋で換気をせずに長時間使用すると、酸素が減って一酸化炭素中毒になる危険性があるので、1時間に1~2回(1~2分程度)換気をしましょう。
寒いですが2ヶ所の窓を開けて風が通るようにしてください。
・必ず灯油を給油する
石油ストーブには必ず灯油を入れて下さい。
間違ってもガソリンや軽油などは絶対に入れないでください。
火災の原因にもつながり、とても危険です。
火力の絞りすぎには注意
石油ストーブは点火後、火が安定するまでは火力は最大にします。その後、火力の調節をするんですが、芯を下げすぎると(火力を絞りすぎると)不完全燃焼状態になり、こちらも一酸化炭素が発生します。
少しでも嫌な匂いがしたら、恐らくそれは不完全燃焼を起こしているので火力を調節し直すようにしましょう。
灯油は1シーズンで使い切ろう
古い灯油は不完全燃焼が起こりやすくなるほか、ストーブの故障につながったりするので使用は避けた方がいいです。
シーズン中に使いきれなかった灯油は、近くのガソリンスタンドやホームセンター、ストーブの購入店で引き取ってもらえる場合もあるので、持ち込む前に問い合わせてみてください。
少量の場合は使い切るのが一番ですが、可燃ごみで出すことも出来ます。
自治体によってできないところもあると思うのでそちらも確認してくださいね。
マンション等の集合住宅では、石油ストーブが禁止されてるとこもあるので確認してみてくださいね!
石油ストーブはキャンプでも大活躍
電気がいらない石油ストーブがあれば、寒い冬キャンプでもテント内がポカポカになって快適に過ごすことができます。
キャンプ場は山間部にあるところも多く、真冬じゃなくても、昼間は晴れて暖かいけど夜は冷えますよね!
ストーブの上で温かいスープや鍋料理をすることもできるので一石二鳥!
ただ、キャンプに行くときはできるだけ荷物は少なくしたい!
サイトやテントの大きさによって設置場所にも限りがあると思うので、コンパクトなポータブルタイプがおすすめです。
暖房能力は大型のストーブより劣るものの携帯性に優れている方が持ち運びにも便利!
おすすめの石油ストーブ7選
対流式
燃費がいいと定評のあるトヨトミのストーブ。
種類もカラーもデザインも豊富で、お値段はちょっとお高めなものも多いですが、長い間使うことを考えると妥協せずにじっくりとお気に入りを見つけてください。
タンクが小さいとかススが出るとか意外にもそんな意見の多いアラジンですが、それでも人気が高いのはさすがアラジンといった感じですね!
手間がかかるほど愛着も湧くんですね。
広い空間でも一気にあたためてくれると定評のあるコロナの対流式ストーブ。
燃費の悪さはありますが、リーズナブルでシンプルなデザインなので人気があるストーブです。
とにかく部屋をあたためたい方にピッタリだと思います。
我が家の石油ストーブはコレ↑↑あっという間にあたたまるから寒がりの私には最高やねん!
キャンプで使いたい方にはアルパカストーブを!コンパクトなサイズなのに火力は十分。
持ち運び用のケースもついているのがいいですね。天板の上でキャンプ飯も作れてかなりGOODなストーブです!
反射式
コンパクトなサイズですが6~8畳の部屋を十分にあたためることができます。
オシャレなオリーブカラーで男前系のインテリアにピッタリです。
タンクの蓋がワンタッチで開けれて手を汚さず給油できるところが便利です。消臭能力も優れています。
オシャレなアラジンカラーのストーブです。消し忘れ防止のタイマーもついているので安心して使用できます。
コヨーテとかオリーブカラーのストーブカッコイイっすねぇ!
あると便利な石油ストーブ関連アイテム
小さなお子様がいたり、ペットを飼っていたり、めちゃくちゃ広いお宅だったりと環境は様々です。
そこでより快適に安全に過ごせるアイテムのご紹介です!
・ストーブガード
ストーブガードがあると接触して火傷をしたり、誤って倒してしまう危険性が減ります。
特に小さなお子様がいるご家庭にはあると安心なアイテムです。
・ストーブファン
ストーブの天板の上に設置し、ファンで風を起こしてあたためた空気を循環させ、暖房効率をあげるアイテムです。
燃費も節約できていいですね!
・一酸化炭素チェッカー
光と音でお知らせしてくれる一酸化炭素チェッカーは、特にキャンプシーンで活躍するアイテムだと思います。
テント内で安心して過ごせるのであると助かるアイテムですね。
確かに!あると便利ですね。
あると便利なもんは紹介したけど、ないと困るもんもあるんやで!
例えば、何ですか?
そら、ポリタンクとかポンプやがな!
それ、絶対いるやつですやん!
自動で汲み上げるポンプやら、オシャレなポリタンクもあるからな~。そんなんは紹介せんでも好きなん買うてもらおっ(笑)
まとめ
石油ストーブは、正直言うと手間が掛かります!
ガソリンスタンドや販売店に行って灯油を買い、タンクを運び、ストーブに給油する。
エアコンやガスファンヒーターだったら、スイッチ一つで暖をとることができるけど、エアコンの風が苦手だったり室内の乾燥が耐えられない人は、手間が掛かっても石油ストーブがおすすめ!
それと、災害時に電気やガスがストップしてしまっても石油ストーブなら問題なし!
いつ何が起こるかわからないし、あると安心ですよね。
是非この冬は石油ストーブをお迎えして、体の芯までじんわりあたたかくなるのを実感してみてください!!